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  設備紹介

最新設備で幅広いニーズに対応いたします

最新の強制給気システムと高性能フィルタを備えた当社の塗装設備は、常にクリーンで安定した作業環境を実現します。

ゴミ・ホコリの混入を徹底的に防ぎ、均一な気流により塗膜品質を安定化。仕上がりの精度はもちろん、作業効率と安全性の向上にも貢献します。

パーカー槽

パーカー槽

「パーカー槽」とは、金属の表面処理に用いられる装置で、主にリン酸塩処理(パーカー処理とも呼ばれる)を行うための槽(タンク)です。

パーカー処理は、金属の耐食性を向上させるための表面処理方法の一つで、特に自動車や機械部品の下地処理として広く使用されます。


パーカー処理(リン酸塩処理)の概要

パーカー処理は、金属表面にリン酸塩の皮膜を形成し、耐食性や塗料の密着性を向上させる処理です。

鉄や鋼を酸性のリン酸塩溶液に浸すことで、表面に結晶状のリン酸塩被膜が形成され、錆の発生を抑える効果があります。

パーカー槽の構造と機能

構造
パーカー槽は、金属部品を処理するための大きなタンクで、酸性のリン酸塩溶液が満たされています。素材の大きさや形状に応じて槽のサイズが異なり、大規模なものから小型のものまでさまざまです。

機能

主に以下の目的で使用されます。

表面保護: 金属表面に耐食性のある皮膜を形成し、錆を防止します。

下地処理: 塗装やコーティングの前に金属表面を処理することで、塗料やコーティングの密着性を高めます。

摩擦低減: 処理により金属表面が滑らかになり、摩擦を軽減する効果も得られます。

パーカー処理の工程

  1. 脱脂: 金属表面に付着した油脂や汚れを洗浄します。これにより、リン酸塩皮膜が均一に形成される準備が整います。
  2. パーカー槽での処理: リン酸塩溶液に金属を浸し、化学反応により表面にリン酸塩皮膜を形成します。
  3. 水洗: 残った薬品を洗い流し、皮膜が安定するように処理後の表面を洗浄します。
  4. 乾燥: 最後に金属を乾燥させて処理を完了します。

メリット

防錆効果: 金属の耐食性が向上し、錆びにくくなります。

塗装の密着性向上: 後工程で行う塗装やコーティングの定着が良くなり、耐久性も増します。

使用される分野

自動車産業
車のボディや部品の防錆処理として広く使われています。

機械部品
工業用機械や設備の部品の耐久性向上を目的とした処理。

家電製品
家電の金属部品にも使用され、耐久性や美観を保ちます。

パーカー槽は、耐食性と塗装の下地処理のために重要な役割を果たす設備であり、金属の長寿命化に大きく寄与しています。


乾燥炉窯

パーカー槽

「乾燥炉(かんそうろ)」とは、工業用の加熱装置で、製品や材料の水分を除去したり、塗膜や樹脂などの硬化を促進するために使用される設備です。

乾燥炉は、金属部品、樹脂製品、食品、セラミック、電子部品など、幅広い分野で使用されています。温度や乾燥時間を制御することで、製品の品質を向上させる役割を果たします。

乾燥炉の用途

乾燥炉は、主に以下の用途で使われます。

水分の除去
製品や材料の内部や表面に含まれる水分を取り除くために使用されます。これにより、製品の耐久性や加工後の品質が向上します。

塗装の硬化
塗装後の塗膜を硬化させるために、塗料を加熱して強固な塗膜を形成します。自動車や工業製品の塗装後に使用され、塗膜の密着性や耐久性を高めます。

樹脂の硬化
ウレタンやエポキシなどの樹脂を使用した部品や製品の硬化を促進するために用いられます。加熱により、化学反応が加速し、素材が硬化します。

乾燥炉の種類

乾燥炉にはさまざまな種類があり、用途や対象となる素材に応じて選ばれます。

熱風循環乾燥炉
特徴: 内部で熱風を循環させることで、均一な乾燥を実現します。大量の部品を一度に乾燥させることができ、塗装の硬化や食品の乾燥に適しています。

放熱式乾燥炉
特徴: 外部の熱源(火炉・ヒーターなど)で発生させた熱を乾燥室へ放射・放熱させ、その熱で被乾燥物を乾燥させる方式の乾燥炉です。

強制給気装置
特徴: 強制的にクリーンエアを送り込み、ブース内部をわずかに 正圧(陽圧) に保つことで、外部からの粉塵風によるゴミの混入作業者の動きで巻き上がるホコリを防ぐ効果があります。

乾燥炉の工程

  1. 準備: 対象物を炉にセットし、乾燥炉の温度や乾燥時間を設定します。素材の特性に応じた適切な条件が重要です。
  2. 加熱・乾燥: 設定温度に到達した後、製品に均一に熱が加わり、内部や表面の水分が蒸発します。塗装の場合は、この段階で塗料が硬化します。
  3. 冷却: 乾燥または硬化が完了した後、製品を徐々に冷却します。冷却過程も重要で、急激な冷却は素材の割れや変形を引き起こす可能性があります。

メリット

効率的な乾燥: 高温を均一に加えることで、製品全体が迅速かつ均一に乾燥します。

高品質な仕上がり: 塗装や樹脂の硬化を最適に行うことで、仕上がりの品質が向上し、耐久性も増します。

多様な素材に対応: さまざまな素材や製品に対応可能で、多用途に使用されます。

デメリット

エネルギー消費: 高温を維持するために多くのエネルギーを消費する場合があります。

設備投資: 大規模な乾燥炉は初期投資が高額になることがあり、メンテナンスコストもかかる場合があります。

設備・機器

機器名称重量台数
パーカー槽W1.2m×2.4m×D1.2m1基
水洗槽W1.2m×2.4m×D1.2m1基
ベンチュリ―ブースW3.0m×H2.5m3基
バッフルブースW2.0m×H2.0m1基
放熱式乾燥炉W2.0m×1.8m×D2.5m1基
放熱式乾燥炉W2.1m×1.9m×D2.5m1基
熱風乾燥炉W2.5m×2.1m×D2.1m1基
強制給気装置L3.0m×W1.2m3基
コンプレッサー10HP2基